BtoBのLPデザインの依頼料の相場

  • 2021.10.27

新商品・サービスを売り込むためのLPを外注して欲しい、というタスクを上司から振られたとき、中々判断しにくい要素として依頼料はどのあたりが相場なのか、というものがあると思います。

どんな要素にお金を取られるのか。どんな要素は不必要なのか。そもそもLPとは何なのか、というところから分からない方もいることでしょう。そんなあなたの疑問を解消するお手伝いを、この記事で行えればと思います。

さて、結論から申し上げますと、料金価格の平均的な相場は50万円程度で、振れ幅としては30万~100万程度まで左右します。その内何万円だとこんな感じ、と言う説明は、費用感はピンキリなので一概には言えません。

ただし、どんな要素が料金に強く影響するのか、という点についてはご説明が可能です。

例えばLPのコンテンツ量が増えれば、その分作業量も増えますのでやはり料金は増えます。クオリティを上げればその分単価の高い=腕のいいデザイナーに仕事を任せることになりますので、やはり料金が増えます。

そういった、「料金価格に影響する要素はどれ」「その理由はこの通り」といった説明の方が、より詳細で、理解しやすいかと思います。ですので、以下よりトピックに分けてご説明したいと思います。

トピックは以下の通りです。

・そもそもLPとは?
・コンテンツ量
・SEO対策
・クオリティ
・アフターフォロー

LPそのものの説明および、理由四点より、費用感がどのように左右されるのか、という点についてご説明したいと思います。

そもそもLPとは?  

LPの価格に影響する要素を説明する前に、前提知識として「LPとは何か」という点について説明します。

LPとは、「Landing Page」の略で、原義的に歯検索結果や広告などを経由して、サイト閲覧者が最初にアクセスするページ、という意味があります。

ただし、これはあくまで原義的な話で、一般的には閲覧者の行動を望む方向に誘導することに長けた、縦長のページのことを言います。

ここでLPに期待するのは、例えば商品・サービスの購入、という事になるのですが、BtoBの場合は「お問い合わせ」「トライアル申請」「資料請求」などが、LPが閲覧者を誘導する先、という事になります。

コンテンツ量  

そんなLPですので、通常サイトと言って想像するような、様々なページのあるものとは、構成が異なります。LPは普通のサイトと比べて画面が1ページしかないため、その1ページがどのくらい長くなるのか、という点が、コンテンツ量という事になります。

言うまでもありませんが、多くの情報系事業同様、LPデザインの作成費用のほとんどが人件費です。デザイン作業はPCと人の手さえあればそのほとんどが成立する以上、人の手がより多くかかる場合、その分だけ費用が掛かるものと認識するのが適切です。

そしてここでいうコンテンツ量とは、上記の通りLPの長さ、という事になります。長ければ長いほど、デザイン作成量が増え、掲載する文字数が増加し、そして人の手がかかります。ですので、コンテンツ量が多く、LPの長さが長ければ長いほど、費用は増大していく、という事なのです。

一方で、そのコンテンツを自社で作ってしまえるのであれば、その分だけ料金は安くなります。デザイン会社の工数が少なくなるという事ですので、掲載する文字なり、デザインなりといったものを自社で賄ってしまえるのであれば、恐らくその方がより安く価格を抑えることが出来るでしょう。

SEO対策  

まずSEOの意味をご存じない方に説明すると、SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」という意味の言葉になります。

検索エンジンと言えば、誰もがGoogleやYahooなどを思い浮かべると思います。その検索エンジンでキーワードを検索した時に、より上の方に表示されるようにコンテンツを調節する、という作業が、ここでいうSEO対策という事になります。

このSEO対策をすると、何かしら関連のあるキーワードを検索した時に、検索から起因するサイトへの流入が増えていきます。アクセス数が伸びる、という事です。

LPは見てもらった上で買ってもらう、あるいは問い合わせてもらう、という事になりますので、このSEO対策を行わなければ、検索からの流入を期待できないことになります。

ただこのSEO対策、コンテンツのデザインや写真、掲載文など、LP全体を通して調節するため、やはり作業量に影響の出る要因となります。

このSEO対策は、するかしないか、という選択肢が一応あるにはありますが、検索流入を期待しない場合はLPにほとんど存在しないため、LP作成に合わせて行ってもらうのが基本的な進め方、という事になります。

例外的に、他で広告を行っていて、それで十分とみなすのであればSEO対策は不要かもしれませんが、そう言ったケースは非常に珍しいでしょう。こちらもほどほどに値が張る要因になりますが、依頼で行ってもらうのが無難です。

クオリティ  

クオリティは作業量にも多少影響が出ますが、価格に影響する一番大きな要因として挙げられるのが、「単価の高いデザイナーに依頼することになるため」というものです。

クオリティは、デザイナーごとに異なります。比較的うまい人、まだ駆け出しでクオリティが低い人、そしてクオリティが桁違いに高い代わりに、その人件費も高く設定されている人など、様々です。

クオリティがある程度低くても良ければ、人件費が依頼料の多くを占めるLPデザインの価格は、その分下がります。一方で、「とにかくいいものをお願いしたい!」と考えるのであれば、クオリティも単価も高いデザイナーに自然と仕事が任されることになります。

クオリティの高いデザイナーは、その分クオリティの高い成果物を提供してくれますし、クオリティ以外にも納期を前倒しで守ってくれたり、連絡がすぐついたりなど、仕事がしやすいという追加要素があることもあるでしょう。

また、LPの質が低ければ、満足いくデザインになるまでリテイクが発生する可能性も考えられます。その際に、リテイクが何度も繰り返される分料金もかさみ、結局高いデザイナーに頼むのと同じ料金になってしまった、という事も起こりかねません。

LPは商品・サービスの顔です。ここを妥協するくらいであれば、あるていど高いお金を払う価値があると、私は思います。

アフターフォロー  

最後の要素は、アフターフォローです。

LPは、一度作ったらそれで終わり、というものではありません。

・一度作ってリリースしたものでは、思ったように集客が出来なかった。
・問い合わせがなかった。
・そもそも検索流入がほとんどなかった。
・そんな風に、様々な要因から調整の必要性に駆られます。

そういったときに、どの程度までアフターフォローをお願いするのか、という点についてが、人件費のかかる、価格に影響する要因となります。

内容はその都度変わりますが、大抵は現状のデータを確認して、問題のある数字の是正を行う、という作業が発生します。

例えばSEO対策が不十分であればさらなるSEO対策を行い、問い合わせなどのコンバージョンに至れなかった場合はよりコンバージョンしやすい形にサイトデザインを修正します。

Googleの検索エンジンの仕様が変更された場合は、その対策が必要になる、という外部要因がきっかけの場合も存在します。

そのようにして、デザイン会社に動いてもらう依頼内容を増やすことで、結果として価格が高くなってしまうのです。

まとめ  

今回は、LPの平均的な価格相場と、価格がどのようにして上昇するのか、という理由についてご説明いたしました。

LPは平均として50万円程度の価格で作成できます。振れ幅は広く、低ければ30万、高ければ100万程度の価格になります。

LPの作成において、価格が上昇する要因は4つあります。それは、以下の通りです。

・コンテンツ量
・SEO対策
・クオリティ
・アフターフォロー

コンテンツ量は、LPにどれだけのデザインや情報を掲載するのか、という項目です。量が増えればその分作業量が増えるため、人件費的な観点から価格が上昇します。

SEO対策は、LPに掲載しているコンテンツが、検索エンジンからより多く流入数を確保するための質の向上作業です。こちらにも調整作業が発生するため、作業代のぶんだけ価格が上昇します。

クオリティは、デザインの質の高さです。担当するデザイナーの腕と担架に影響があるため、クオリティの高いデザインには腕が良く価格の高いデザイナーに依頼することになります。そしてその分だけ、価格が上昇することになります。

アフターフォローは、LPがリリース後に抱える様々な問題を、リリース後に調査、対策する作業工程です。LPがリリース直後から完全に機能を発揮する可能性は無いに等しいため、その諸問題をリリースからの流れで解決する必要があります。そしてその作業は手間がかかるため、その分だけ価格が上昇します。

以上が、本記事のまとめとなります。価格の上がる要因は様々ですので、「この分野なら自社で対策が出来る」「この部分はお任せするしかない」など、依頼する際の価格調整の根拠としてご活用いただければ幸いです。