BtoBのLPのデザイン作成を監督してほしい、と言われても、非デザイナーでは何が良くて何が悪いか、という判断は非常に難しいでしょう。

そういった場合に役立つのは、やはり先人の知恵、その成果です。という事で、今回はBtoBのLPのデザイン作成にあたって、参考になるサイトを3つご紹介します。

それは、以下の通りです。

・MUUUUU
https://muuuuu.org/
・I/O 3000
https://io3000.com/
・SANKOU!
https://sankoudesign.com/

それぞれ、どんなサイトであるかを説明していきます。

MUUUUU  

サイトデザイン掲載サイトとしては後発に位置するものの、UI/UXの質の高さで好評を博する非営利のWEBデザインポータルサイトです。

LPに絞って収集、掲載している訳ではありませんが、縦長のサイトを中心に厳選しているとのことで、十分参考にできるサイトとしてお勧めいたします。

特に縦長のサイトデザインは情報の掲載料が多く、設計に戸惑うもの。そういった縦長のサイトデザインで高品質なものが集まっているこのMUUUUU.ORGは、LPのデザインをざっとインプットしたい、というあなたにお勧めできるサイトと言えます。

BtoBサイトを見つける場合のおススメの検索法は、まず第一に実際作成予定のBtoBサイトの業種をそのままフィルターとして検索することです。あなたの会社が目指すように、競合の会社がBtoBに適したサイトデザインを世に公開しています。

ジャンルでの検索の場合は、「ポップ」などの抒情的なワードから、可能な限り遠いものをフィルターに掛けることです。それでもすべてBtoBサイトになる訳ではありませんが、例えば「スタイリッシュ」「シンプル」などは比較的BtoBサイトが見つけやすい検索法となります。

また、色での検索なら「白」「青」「黒」辺りがおススメです。ただし、色の検索法はあまりBtoBサイトの発見方法としては有効とは言い難いです。業種を調べ尽くし、ジャンルも総洗いして、それでもまだ見たい場合は色での検索を試す、くらいの感覚が適切と思います。

I/O 3000  

テキスト検索ができる点が特に便利と評判な、WEBデザインギャラリーサイトです。国内外問わずサイトデザインを収集しているため、他のサイトでは見ないようなデザインもここでなら見つけることが出来ます。

かと言って租税乱造なのかと言えばそんなことは決してなく、表現的に優れたサイトの掲載が多いことも特徴として挙げられます。

ここをみれば問題なく見たいデザインを見つけられる、という安心感のあるサイトです。

BtoBサイトを見つける場合のおススメの検索法は、やはり実際に制作予定のサイトの業種にまつわるキーワードでの文字検索でしょう。他のサイトではこんな検索方法は出来ませんので、直接検索してしまうのが一番早いかと思います。

ただし、「BtoB」などの専門用語っぽいワードでは、検索しても何も引っかからないので注意が必要です。もし業種そのもののキーワードで何も引っかからなかった場合は、業種の中でも一般的なワードを思いつく限り入れて見ると、目ぼしいサイトにたどり着けるかもしれません。

SANKOU!  

フィルター量が潤沢で、LPに限らず様々なジャンルサイトデザインを迅速に見つけられるギャラリー・リンク集サイトです。

また、フィルターも単体ではなく複数条件で検索が出来るので、より厳密に絞り込みたいときに有用です。

BtoBサイトを見つける場合のおススメの検索法は、「コンピューター・Web・AI・テクノロジー・通信関連」のフィルターを掛けることです。このフィルターを掛けた場合に出てくるサイトでサインは、ほぼBtoBないし採用サイトです。

このフィルターに限らず、あなたの担当業種でもフィルターを掛ければ、自然とその業種のサイトが表示されます。

さらにLPに絞り込みたいときは、複数フィルター機能で、LPにチェックを付けましょう。こうすることで、かなり精度高くBtoBサイトに絞り込めるはずです。

まとめ  

BtoBのLP作成で参考になるサイトの内、三つまで厳選してご紹介しました。どれも更新頻度が高く、デザイナーとしては毎日訪れてもいいほどクオリティの高いサイトです。非デザイナーでも、ざっとこんな感じか、というイメージを持つのにぴったりです。

とはいえ、これらはBtoBサイトに絞って掲載してくれている訳ではありません。ですのでいかにうまく検索を行うかがカギとなるでしょう。

おおよその場合は、業種>ジャンル>色の順番に、フィルターがBtoBサイト発見に活用できる傾向にあります。この法則を活用すれば、サイトデザイン掲載サイトを見て回るのに大きく困ることはなくなるでしょう。

是非参考にしていただければ幸いです。