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WebサイトのUIUX改善に携わる、という事が決まったとき、未経験ですとどこからどう手を付けて良いものか、難しいことだと思います。

UIUXの改善は様々な項目が挙げられますが、まずその前に、どこがどう問題なのかをしっかりと理解しておく必要があります。改善不要の場所に手を付けても仕方がないからです。

では、どこが問題なのかは、どうすれば分かるのか。

その方法も様々ありますが、今回はWebということで、ヒートマップに着目して改善の方法を模索、そしてどのように改善していけばいいか、ということを、ポイントを押さえて書いていきたいと思います。

ですが、ヒートマップをそもそも知らない方もいらっしゃることかと思います。ですので、本題に入る前に一度、ヒートマップとは何かを説明したいと思います。

ヒートマップとは、サイトのどの部分にマウスが移動していて、どこがクリックされているか、などの情報を、サーモグラフィーのように色で可視化した分析方法のことです。

このヒートマップ情報を確認することで、訪問ユーザーはどこに興味があり、どこに興味がなく、どこで不快感を感じているのか、といったことを類推することが出来るのです。

では、ヒートマップについてを説明しましたので、早速本題に入りたいと思います。

WebサイトのUIUX改善のポイントは以下の通りです。

  • コンバージョンボタンの位置の最適化
  • 閲覧者の障害を取り除く
  • EFOの実施

それぞれ説明していきます。

コンバージョンボタンの位置の最適化  

サイトのデータを確認していると、どうにもコンバージョン率が良くない、ということは発生しがちです。

ここで一応コンバージョンとは何かを簡単に説明しておくと、サイトの目的が達成されること、という意味の言葉です。BtoBサイトであれば「資料請求」「無料トライアル」と書かれたボタンをクリックしてもらうことなどがコンバージョンに当たります。

さて、そんなコンバージョンですが、こちらはサイトのコンテンツの内容によらず、コンバージョンして貰えないことが頻繁にあります。

それこそがUIUXの改善対象に当たるという事なのですが、その解決のためには、まずヒートマップを確認しましょう。

今回のポイントにおいては、ヒートマップを確認すると、コンバージョンボタンが配置されている場所とは違う場所に、ヒートマップの注目が集まっている、というパターンが挙げられます。

つまり、ユーザーが注目する場所から、コンバージョンボタンが離れているために、気付いてもらえずにクリックして貰えなかった、という事だったのですね。

そのため、コンバージョンボタンの位置を調整し、注目されるポイントに移動させることで、コンバージョン率は何倍にも増える、という事例が多く報告されています。

閲覧者の障害を取り除く  

離脱率が思ったよりも高い、という場合にヒートマップを確認すると、色が薄い=注目されていない部分が長期にわたって続いている、ということがあります。

これはつまり、サイトの一部分に、ユーザーの興味がないコンテンツが、長期にわたって続いている、という事の証拠です。

サイトを訪問するユーザーは、製作者の考えるより何倍も自分の欲求に素直に動きます。これはつまり、欲しい情報に遭遇できない、興味が薄れている、という状況で、我々の想像の何倍も簡単に、サイトから離脱してしまう、という事と同義です。

では、ヒートマップ上で色の薄いエリアが長く続いている場合、どうすればいいでしょうか。答えは簡単です。興味を持たれていないエリアは、大胆にカットしてしまえばいいのです。

サイトの役割は、営業行為の半自動化にあります。であれば「必要だがつまらない説明」は、コンバージョンのあとにすべきことです。

まずコンバージョンしてもらうこと。そのために離脱されてしまうことを阻止すること。

その目的を考えるならば、作成者の独りよがりなコンテンツは、躊躇いなくカットしてしまうべきでしょう。

そしてコンバージョンの後に、必要だがつまらない情報を、資料や無料トライアルなどでユーザーに提供すればいいのです。営業の延長上にあるWebサイトには、ユーザーが興味のない、障害、ノイズとなる情報は、可能な限りカットしてしまうことをお勧めします。

EFOの実施  

ヒートマップを確認していて、コンテンツ途中の離脱は少なく、コンバージョンボタンそのものはちゃんとクリックされている。だが実際のコンバージョンは少ない、という場合は、もしかしたらEFOに問題がある可能性があります。

そのまえに、EFOとは何かを説明いたします。EFOとは、エントリーフォーム最適化を意味する略称に当たります。

さてそのEFOですが、実は最適化が行われていないと、非常にユーザーにストレスを掛ける部分でもあります。

大抵のEFOは、入力をし始めた時点でコンバージョンする気満々の、大切なお客様に当たります。そんなお客様を、最後の最後でエントリーフォームの苦痛によって離脱を招いてしまうのは、非常にもったいないことと言えるでしょう。

であれば、EFOを実施し、エントリーフォームで取り逃してしまっていたユーザーの離脱を可能な限り絞るしかないでしょう。

EFOについて詳しく知りたい方はこちらのページ(http://cosmorena.space/blog/627)から確認できますが、本記事でもざっくりと内容をお伝えしたいと思います。

エントリーフォームとは、ユーザーにユーザーの情報を様々入力してもらい、そこから資料の送付や電話、場合によっては直接の交渉などが始まる、大事なUIです。

そのため様々な入力項目を設けたくなる気持ちも分かりますが、まず最初に念押ししておきたいのは、入力項目が多ければ多いほど、ユーザーはストレスを感じるという事です。

また、入力内容が分かりやすいか、という点も重要でしょう。「お名前」などのラベルが分かりにくいと、そこで勘違いを招いたり、ユーザーが理解できず何を聞かれているのか分からない場合も発生しがちです。

そしてもっともストレスにつながりやすいのは、入力ミスに関してです。

エントリーフォームは頻繁に入力ミスが発生します。その際に「入力ミスは分かったが、どう直せばいいのか」「どこの入力がミスしているのか」「そもそも入力ミスが発生しているために『次へ』ボタンが押せないのか」ということが分からない、致命的なエントリー―フォームというものは存在します。

そうすると、ユーザーはどうすればいいかが分からなくなり、そして「こんなエントリーフォームの会社は信用できない」と判断して離脱してしまうのです。

まとめ  

以上が、WebサイトのUIUX改善のポイントとなります。では、最後に一通りおさらいしておきましょう。

WebサイトのUIUX改善のポイントとして、まずヒートマップを確認する、という手順を挟むことで、何が問題なのか、どこに問題があるのか、という情報を得ることが出来ます。

そしてヒートマップを確認することで、Webサイトが抱えている問題が判明します。

まずコンバージョンボタンについてです。ヒートマップを確認して、色の薄い=注目されていない箇所にコンバージョンボタンを配置していると、そもそもユーザーにコンバージョンボタンを見つけてもらえずにクリックして貰えません。そのため、ヒートマップで注目されている、色の濃い箇所へと場所を調整しましょう。

次に、ヒートマップで色の薄いコンテンツが長期間続いている=興味のないコンテンツが続いている場合は、思い切ってカットすることで、離脱率の低下を狙うことが出来ます。

最後に、ヒートマップを確認しても問題ないように見えるのに、肝心のコンバージョン率が低い場合は、EFOがなされていない可能性があります。

エントリーフォームはWebサイトの中でもストレスをユーザーに与えがちなUIです。入力項目を最低限にし、分かりにくさを排し、入力ミスの場合にはどこがどう間違っているか、すぐに分かるようなUIを導入してEFOを実施すべきでしょう。

以上が、WebサイトのUIUX改善のポイントになります。是非ご活用いただければ幸いです。

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